巡礼事務所
2018/5/27
日本国内で、出発前にクレデンシャル(巡礼手帳)を手に入れるには2つの方法がある。
一つめは、日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会が発行しているクレデンシャルを手に入れる。
二つ目が、和歌山県田辺市ほか7箇所で入手できる「熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラの道の共通巡礼手帳」を手に入れる。
私は、田辺市役所の観光課に電話して2冊共通巡礼手帳を送ってもらった。
フランス人の道の巡礼を終えた後、熊野古道を歩こうと思っている。
ここまでの列車の中で、クレデンシャル(巡礼手帳)の必要事項を書いた。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー駅から、のんびり歩いて10分ほどで巡礼事務所(Amis du Chemin de Saint Jacques)に着いた。
手続き待ちの人が沢山。
巡礼事務所がオープンしている時間は、7:30-12:00,13:30-20:00,21:30-22:30だ。
順番が回ってきて、手続きに入る。
手帳にスタンプと出発の日付を入れてもらう。宿も紹介してもらえる様だ。
5つの紙の資料(アルベルゲの一覧表、巡礼路の高低差と距離をグラフにした資料、ロンセスバージェス(Roncesvalles)までの地図、ロンセスバージェスまでの行程の日本語の注意点、街案内図)を受け取って手続きは完了。
事務所の中で寄付をして、ホタテ貝をもらってザックにつけた。
ザック重量(水なし、ストック含む)を、秤で測るとは10kg。
ザックの重さは、体重の10分の1と言われているが、やはり重いのか?
その後、予約していたアルベルゲに行き、荷物を降ろして、さっとシャワー。
出発2週間前に、荷物をできるだけ軽くと思い、用意したタオルから日本手拭いにチェンジしたが、洗いはOK、拭き取りは駄目。
夏ならば問題ないけど、夕方17時で14度では失敗だった。
寒い時期に試しておけばよかったと反省。
街をぶらぶら。途中、教会によって無事に巡礼中歩けますとお願いを。
夕食は、バスを降りた後で話した日本人の女性と、レストランでお初のメニュー(巡礼定食)。
宿に帰って、明日の支度でザックの中をあれこれ入れ替え。
あれ? 皆、もう寝静まっている。
日没が午後8時過ぎと遅いので、初日から早寝のタイミングを逃してしまった。
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